2024.2.17

ファッション

北海道で働く人のバッグの中身#2 センスと遊び心が見え隠れ、着物スタイリストNahoのお稽古バッグ

バッグの中に入っているのはモノだけにあらず。持ち主の「嗜好」と「思想」がぎゅぎゅっと詰まっています。ライフスタイルも働き方も魅力的なあの人のバッグには、いったいどんなものが入っているのか…気になります!

連載企画「北海道で働く人のバッグの中身」。今回ご登場頂くのは着物スタイリストでグラフィックデザイナーのクワハラナホさん。

北海道で働く人ならではの「道民アイテム」にも注目です。

着物をもっと身近に感じてもらいたい、という思いから着物スタイリストの道へ

着物スタイリストのクワハラナホさん
アートディレクター&グラフィックデザイナーとしてブランディングデザインやショップツールの制作を手がけるクワハラナホさん。2015年からは着物スタイリスト・着付け師としての活動もスタート。彼女が店主を務めるプライベート着物サロン「客間(きゃくま)」は、感度の高い人たちが集まる場所と評判を呼んでいます。

Antique&Vintage 着物サロン【客間】はこちらの記事でも紹介されています

「東京でグラフィックデザイナーとして仕事をしていた頃から、着物が好きでよく着ていたのですが、仕事にしたいと思うようになったのは、ちょうど札幌に拠点を移した頃から。今ある着物を大事にしたい、もっと着物を日常的で身近なものに、その魅力を伝えたいという思いがつのり着物のお仕事を始めました」

取材当日は夕方から日本舞踊のお稽古があるということで、バッグの中には仕事で使う名刺入れや手帳の他、扇子や振り帳など踊りの道具がいっぱい。

毎日使うお財布と手帳はシンプルなものを。個性派バッグとのバランスも良し!

① 村門のクラッチバッグ/ストラップはSATOKO OISHI
「小さく見えていっぱい入るお気に入りのバッグです」

②手ぬぐい
「自分でデザインしたオリジナルのもの。通常の手ぬぐいより長い踊り用の手ぬぐいす」

③振り帳
④カセットとポーチ
⑤HIROKO HAYASHIの財布
「長財布の割にコンパクトで小銭入れが開きやすいところが気に入っています。よく財布を落とすのですが、このお財布はちゃんと返ってきてくれるんです(笑)」

⑥デルフォニクスの手帳
「スケジュールはアナログとデジタルの両方で管理。手紙をよく書くので、手帳カバーの中にシールやポチ袋、便せんなども入れています」

⑦メイベリンのリップ
「メイク直し道具はだいたいリップだけを持ち歩いています」

⑧《道民アイテム》六花亭のポイントカード
「六花亭大好き!ポイントを集めてお皿や風呂敷と交換しています」

⑨サングラス
「雪の日のマストアイテム!」

⑩名刺入れ
⑪扇子&扇子入れ
クワハラナホさんのバッグの中身

筥迫(はこせこ)や踊りの道具など、着物文化を感じるアイテムがたくさん

名刺入れとして使っている子供用の筥迫
「使われなくなった子供用の筥迫(はこせこ)を名刺入れとして使っています」

※筥迫は七五三などで使われる和装小物。江戸時代は武家の女性たちが化粧道具などを入れて懐中に忍ばせていました。
「日本舞踊は2018年から始めました。しぐさが美しく所作の勉強になるのと、私が学ぶ古典舞踊は昔の人の生活様式を踊りで表現していることが多く、着物の仕事に通じると考えています」

「扇子は年明けに新調したもの。ピンクのノートは踊りの振りが書いてあります。日本舞踊では踊りの動画などはないので、自分で正確に覚えるために動きを覚え書きしています。カセットテープには踊りの音源が入っています。巻き戻したり途中で止めたりしやすいので、令和の今でもお稽古場ではカセットテープが主流なんです」


今回バッグの中身を見せてくれたのは…
着物スタイリスト/グラフィックデザイナー
クワハラ ナホさん
HP https://www.cadbunny.com/
Instagram @kyakuma_ceedle

2024年2月9日(金)〜18日(日)の10日間、ギャラリー&ショップ 馬と獅子で入場無料の着物イベント「着物の国へようこそ!」を開催。アンティーク&ヴィンテージ着物の展示や販売を行います。詳細はこちら。
扇子やカセットテープなど日本舞踊に使う道具

着物をもっと身近に感じてもらいたい、という思いから着物スタイリストの道へ

着物スタイリストのクワハラナホさん
アートディレクター&グラフィックデザイナーとしてブランディングデザインやショップツールの制作を手がけるクワハラナホさん。2015年からは着物スタイリスト・着付け師としての活動もスタート。彼女が店主を務めるプライベート着物サロン「客間(きゃくま)」は、感度の高い人たちが集まる場所と評判を呼んでいます。

Antique&Vintage 着物サロン【客間】はこちらの記事でも紹介されています

「東京でグラフィックデザイナーとして仕事をしていた頃から、着物が好きでよく着ていたのですが、仕事にしたいと思うようになったのは、ちょうど札幌に拠点を移した頃から。今ある着物を大事にしたい、もっと着物を日常的で身近なものに、その魅力を伝えたいという思いがつのり着物のお仕事を始めました」

取材当日は夕方から日本舞踊のお稽古があるということで、バッグの中には仕事で使う名刺入れや手帳の他、扇子や振り帳など踊りの道具がいっぱい。

毎日使うお財布と手帳はシンプルなものを。個性派バッグとのバランスも良し!

クワハラナホさんのバッグの中身
① 村門のクラッチバッグ/ストラップはSATOKO OISHI
「小さく見えていっぱい入るお気に入りのバッグです」

②手ぬぐい
「自分でデザインしたオリジナルのもの。通常の手ぬぐいより長い踊り用の手ぬぐいす」

③振り帳
④カセットとポーチ
⑤HIROKO HAYASHIの財布
「長財布の割にコンパクトで小銭入れが開きやすいところが気に入っています。よく財布を落とすのですが、このお財布はちゃんと返ってきてくれるんです(笑)」

⑥デルフォニクスの手帳
「スケジュールはアナログとデジタルの両方で管理。手紙をよく書くので、手帳カバーの中にシールやポチ袋、便せんなども入れています」

⑦メイベリンのリップ
「メイク直し道具はだいたいリップだけを持ち歩いています」

⑧《道民アイテム》六花亭のポイントカード
「六花亭大好き!ポイントを集めてお皿や風呂敷と交換しています」

⑨サングラス
「雪の日のマストアイテム!」

⑩名刺入れ
⑪扇子&扇子入れ

筥迫(はこせこ)や踊りの道具など、着物文化を感じるアイテムがたくさん

名刺入れとして使っている子供用の筥迫
「使われなくなった子供用の筥迫(はこせこ)を名刺入れとして使っています」

※筥迫は七五三などで使われる和装小物。江戸時代は武家の女性たちが化粧道具などを入れて懐中に忍ばせていました。
扇子やカセットテープなど日本舞踊に使う道具
「日本舞踊は2018年から始めました。しぐさが美しく所作の勉強になるのと、私が学ぶ古典舞踊は昔の人の生活様式を踊りで表現していることが多く、着物の仕事に通じると考えています」

「扇子は年明けに新調したもの。ピンクのノートは踊りの振りが書いてあります。日本舞踊では踊りの動画などはないので、自分で正確に覚えるために動きを覚え書きしています。カセットテープには踊りの音源が入っています。巻き戻したり途中で止めたりしやすいので、令和の今でもお稽古場ではカセットテープが主流なんです」


今回バッグの中身を見せてくれたのは…
着物スタイリスト/グラフィックデザイナー
クワハラ ナホさん
HP https://www.cadbunny.com/
Instagram @kyakuma_ceedle

2024年2月9日(金)〜18日(日)の10日間、ギャラリー&ショップ 馬と獅子で入場無料の着物イベント「着物の国へようこそ!」を開催。アンティーク&ヴィンテージ着物の展示や販売を行います。詳細はこちら。

2019年初夏に誕生した「SASARU」編集部では北海道民や北海道外に住む道産子、北海道が大好きな方…多くの人の心に刺さる北海道の話題や、つい押ささってしまう情報を集めています。編集部では、読んでくれる皆さんの日常生活に「SASARU」が染み入るように、日々企画を考え取材をしています。 読まさる記事、見ささる記事が、皆さんの心にささりますように。

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