2024.3.18

ファッション / 札幌

北海道で働く人のバッグの中身#3 着付け師で隠れ家バー店主 山中美冬さんのバッグの中身

バッグの中に入っているのはモノだけにあらず。持ち主の「嗜好」と「思想」がぎゅぎゅっと詰まっています。ライフスタイルも働き方も魅力的なあの人のバッグには、いったいどんなものが入っているのか…気になります!

連載企画「北海道で働く人のバッグの中身」3回目に登場して頂くのは、「山中貸衣裳店 ハレとケ」と「酒房 ハレとケ」を経営する山中 美冬(やまなか みふゆ)さん。

北海道で働く人ならではの「道民アイテム」にも注目です。

貸衣裳店・着付け師・バー経営と「三足のわらじ」を履く理由

花嫁衣装を着付けする山中美冬さん

写真左が山中美冬さん

成人式、卒業式、婚礼衣裳から日常着まで各種着物のレンタルを行う「山中貸衣裳店 ハレとケ」。砂川にお祖母様の代から続く本店があり、10年前に山中さんが札幌支店を立ち上げました。特別な「ハレの日」から日常である「ケの日」まで、着物を楽しんでもらいたいという思いから、マンツーマンの着付け教室も行っています。

「会社勤めをしていたときから、自分の居場所・生業(なりわい)が欲しいという思いがずっとあって。どうしたら叶えられるだろう、自分の得意なことはなんだろうと考えた末にたどり着いたのが、子どもの頃から当たり前に身近にあった『着物』でした」
さらに2023年3月には「酒房 ハレとケ」をオープン。茶室をイメージした内装で、お酒はもちろんのこと店主によるお点前により、お抹茶を味わうこともできます。

「前の店主が借り手を探していたので手をあげたところ、とんとん拍子で引き継ぐことに。お店の雰囲気が着物によく合うので、毎日着物でお店に立っています」

昼間に貸衣裳店や着付けの仕事を終え、仕入れをしてからバーへ向かう山中さんのバッグはかなり大きめ。

「バッグが大きいと中で物が散らばってしまうので、ポーチをたくさん使っています」
酒房ハレとケのカウンターに立つ山中美冬さん

大きなバッグで仕入れもばっちり。収納はすっきりスマートに

山中貸衣裳店ハレとケ、酒房ハレとケの山中美冬さんのバッグの中身
①古着屋で購入したヴィンテージバッグ
「仕入れた商品を入れられる、大きくて丈夫なバッグを探しました」

②自作のポーチ・財布
③日本酒 まる田(小林酒造)
④《道民アイテム》ロイズ ピュアチョコレート[ミルク]
「バーで出すチャームとして仕入れたもの。北海道銘菓をご用意することで、道外からいらっしゃったお客様との会話のきっかけになることもあります」

⑤ポンタタの財布
「プライベート用の財布はコンパクトな二つ折りです」

⑥所作(shosa)の名刺入れ
「一枚革を縫わずに仕立たてもの。バーのオープン祝いに友人がプレゼントしてくれました」

⑦ハリコットのメガネケース
「友人からのプレゼント。生地が可愛くて気に入っています」

細々としたアイテムは着物生地で作ったハンドメイドのポーチに収納

「着物ディレクターのCHOKOさんのポップアップショップで購入した着物生地のはぎれを使って、ポーチと仕事用の財布を作りました。ポーチにはティッシュケース(A)や懐紙(B)、着物のほつれを直すための裁縫道具(C)などが入っています」
山中美冬さんのポーチの中身
酒房ハレとケ 山中美冬さんのバッグと小林酒造の日本酒
「バーでは地酒も多く入れるようにしています。今回仕入れたのは、夕張市にある小林酒造の日本酒『まる田』。このバッグなら日本酒の四合瓶もすっぽり入ります」

今回バッグの中身を見せてくれたのは…
「山中貸衣裳店 ハレとケ」店主・着付け師/「酒房 ハレとケ」亭主
山中美冬さん

山中貸衣裳店 ハレとケ HP https://www.haretokekimono.com/
酒房 ハレとケ Instagram @syubou_haretoke/
住所:札幌市中央区南3条西8丁目7 大洋ビル B1
営業時間:午後6時〜24時
定休日:日曜・祝日


 

貸衣裳店・着付け師・バー経営と「三足のわらじ」を履く理由

花嫁衣装を着付けする山中美冬さん

写真左が山中美冬さん

成人式、卒業式、婚礼衣裳から日常着まで各種着物のレンタルを行う「山中貸衣裳店 ハレとケ」。砂川にお祖母様の代から続く本店があり、10年前に山中さんが札幌支店を立ち上げました。特別な「ハレの日」から日常である「ケの日」まで、着物を楽しんでもらいたいという思いから、マンツーマンの着付け教室も行っています。

「会社勤めをしていたときから、自分の居場所・生業(なりわい)が欲しいという思いがずっとあって。どうしたら叶えられるだろう、自分の得意なことはなんだろうと考えた末にたどり着いたのが、子どもの頃から当たり前に身近にあった『着物』でした」
酒房ハレとケのカウンターに立つ山中美冬さん
さらに2023年3月には「酒房 ハレとケ」をオープン。茶室をイメージした内装で、お酒はもちろんのこと店主によるお点前により、お抹茶を味わうこともできます。

「前の店主が借り手を探していたので手をあげたところ、とんとん拍子で引き継ぐことに。お店の雰囲気が着物によく合うので、毎日着物でお店に立っています」

昼間に貸衣裳店や着付けの仕事を終え、仕入れをしてからバーへ向かう山中さんのバッグはかなり大きめ。

「バッグが大きいと中で物が散らばってしまうので、ポーチをたくさん使っています」

大きなバッグで仕入れもばっちり。収納はすっきりスマートに

山中貸衣裳店ハレとケ、酒房ハレとケの山中美冬さんのバッグの中身
①古着屋で購入したヴィンテージバッグ
「仕入れた商品を入れられる、大きくて丈夫なバッグを探しました」

②自作のポーチ・財布
③日本酒 まる田(小林酒造)
④《道民アイテム》ロイズ ピュアチョコレート[ミルク]
「バーで出すチャームとして仕入れたもの。北海道銘菓をご用意することで、道外からいらっしゃったお客様との会話のきっかけになることもあります」

⑤ポンタタの財布
「プライベート用の財布はコンパクトな二つ折りです」

⑥所作(shosa)の名刺入れ
「一枚革を縫わずに仕立たてもの。バーのオープン祝いに友人がプレゼントしてくれました」

⑦ハリコットのメガネケース
「友人からのプレゼント。生地が可愛くて気に入っています」

細々としたアイテムは着物生地で作ったハンドメイドのポーチに収納

山中美冬さんのポーチの中身
「着物ディレクターのCHOKOさんのポップアップショップで購入した着物生地のはぎれを使って、ポーチと仕事用の財布を作りました。ポーチにはティッシュケース(A)や懐紙(B)、着物のほつれを直すための裁縫道具(C)などが入っています」
酒房ハレとケ 山中美冬さんのバッグと小林酒造の日本酒
「バーでは地酒も多く入れるようにしています。今回仕入れたのは、夕張市にある小林酒造の日本酒『まる田』。このバッグなら日本酒の四合瓶もすっぽり入ります」

今回バッグの中身を見せてくれたのは…
「山中貸衣裳店 ハレとケ」店主・着付け師/「酒房 ハレとケ」亭主
山中美冬さん

山中貸衣裳店 ハレとケ HP https://www.haretokekimono.com/
酒房 ハレとケ Instagram @syubou_haretoke/
住所:札幌市中央区南3条西8丁目7 大洋ビル B1
営業時間:午後6時〜24時
定休日:日曜・祝日


 

2019年初夏に誕生した「SASARU」編集部では北海道民や北海道外に住む道産子、北海道が大好きな方…多くの人の心に刺さる北海道の話題や、つい押ささってしまう情報を集めています。編集部では、読んでくれる皆さんの日常生活に「SASARU」が染み入るように、日々企画を考え取材をしています。 読まさる記事、見ささる記事が、皆さんの心にささりますように。

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