見事、WBC(ワールドベースボールクラシック)優勝を果たした栗山監督率いる侍ジャパン。日本国内が歓喜に沸く2週間ほど前、北海道栗山町に栗山監督行きつけの喫茶店があると聞いて訪れました。
午前中から夜中まで。年中無休であかりが灯るまちの喫茶店
札幌から車で1時間半程度。栗山町駅すぐ、駅前通りに面したそのお店の名前は「コーヒーショップ トゥモロー(ツモローと呼ぶ人も多い)」。
その歴史は古く、40数年前に現在の店主・京子さんの兄が東京でチェーン展開していた「トゥモロー」のいち店舗としてオープン。2年後に当時29歳だった京子さんがお店を引き継ぎました。以来、年中無休で朝から夜中まで(!)お店に立ち続けているそう。
「今まで一度もお店に立つのが嫌だ、と思ったことはないの。毎日色々な人の話を聞いたり、悩みを聞いたりしているのが楽しくて。学生時代にお店に通ってくれていた子が大人になってまた来てくれたりね。くりさんも昔からよく来てくれます」
栗山監督を「くりさん」と呼ぶ京子さん。お店の壁面には至るところに栗山監督の写真や切り抜き、色紙が飾られています。
「くりさんは本当に誰にでも優しくて、『疲れてるみたいだけど大丈夫?』と声をかけてくれたり、いつも気遣ってくれるの。一度会ったらみんなファンになってしまうくらい魅力的な人」
「くりさんは本当に誰にでも優しくて、『疲れてるみたいだけど大丈夫?』と声をかけてくれたり、いつも気遣ってくれるの。一度会ったらみんなファンになってしまうくらい魅力的な人」
「WBCの出陣式の時には『優勝しないと栗山町に帰って来られない』なんて言っていたけれど、私たち栗山町の人たちはくりさんのことが大好きだから、絶対に帰ってきてほしいし、ずっといてほしい。もちろん優勝してもらいたいし、絶対にできると思っているけどね!」
ポークジンジャーやドリアなどの本格洋食から「締めカツカレー」まで
栗山監督お気に入りの一品は「ポークジンジャー」。お肉はしっとりやわらかく上品な味。喫茶店の軽食ではなく、洋食屋さんの本格的な食事といった印象です。
それもそのはず。料理はフランス帰りのシェフ直伝で、レトルトやインスタントは一切使用せず、パスタもピザもドリアもすべて手作り。メニュー数の多さにも驚いていると「これでも昔よりかなり減らした」とのこと。
それもそのはず。料理はフランス帰りのシェフ直伝で、レトルトやインスタントは一切使用せず、パスタもピザもドリアもすべて手作り。メニュー数の多さにも驚いていると「これでも昔よりかなり減らした」とのこと。
コーヒーもサイフォンで淹れる本格的なもの。道内でも珍しい「トラジャコーヒー」を飲める数少ないお店です。
夜は飲み会帰りに締めパフェならぬ「締めカツカレー」を食べに来る人が多いそう。トゥモローはこの町の喫茶店でありレストランであり、お酒を飲んだ後に寄りたい「1日の終わり」の場所でもあるのかもしれません。
夜は飲み会帰りに締めパフェならぬ「締めカツカレー」を食べに来る人が多いそう。トゥモローはこの町の喫茶店でありレストランであり、お酒を飲んだ後に寄りたい「1日の終わり」の場所でもあるのかもしれません。
午前中から夜中まで。年中無休であかりが灯るまちの喫茶店
札幌から車で1時間半程度。栗山町駅すぐ、駅前通りに面したそのお店の名前は「コーヒーショップ トゥモロー(ツモローと呼ぶ人も多い)」。
その歴史は古く、40数年前に現在の店主・京子さんの兄が東京でチェーン展開していた「トゥモロー」のいち店舗としてオープン。2年後に当時29歳だった京子さんがお店を引き継ぎました。以来、年中無休で朝から夜中まで(!)お店に立ち続けているそう。
「今まで一度もお店に立つのが嫌だ、と思ったことはないの。毎日色々な人の話を聞いたり、悩みを聞いたりしているのが楽しくて。学生時代にお店に通ってくれていた子が大人になってまた来てくれたりね。くりさんも昔からよく来てくれます」
栗山監督を「くりさん」と呼ぶ京子さん。お店の壁面には至るところに栗山監督の写真や切り抜き、色紙が飾られています。
「くりさんは本当に誰にでも優しくて、『疲れてるみたいだけど大丈夫?』と声をかけてくれたり、いつも気遣ってくれるの。一度会ったらみんなファンになってしまうくらい魅力的な人」
「くりさんは本当に誰にでも優しくて、『疲れてるみたいだけど大丈夫?』と声をかけてくれたり、いつも気遣ってくれるの。一度会ったらみんなファンになってしまうくらい魅力的な人」
「WBCの出陣式の時には『優勝しないと栗山町に帰って来られない』なんて言っていたけれど、私たち栗山町の人たちはくりさんのことが大好きだから、絶対に帰ってきてほしいし、ずっといてほしい。もちろん優勝してもらいたいし、絶対にできると思っているけどね!」
ポークジンジャーやドリアなどの本格洋食から「締めカツカレー」まで
栗山監督お気に入りの一品は「ポークジンジャー」。お肉はしっとりやわらかく上品な味。喫茶店の軽食ではなく、洋食屋さんの本格的な食事といった印象です。
それもそのはず。料理はフランス帰りのシェフ直伝で、レトルトやインスタントは一切使用せず、パスタもピザもドリアもすべて手作り。メニュー数の多さにも驚いていると「これでも昔よりかなり減らした」とのこと。
それもそのはず。料理はフランス帰りのシェフ直伝で、レトルトやインスタントは一切使用せず、パスタもピザもドリアもすべて手作り。メニュー数の多さにも驚いていると「これでも昔よりかなり減らした」とのこと。
コーヒーもサイフォンで淹れる本格的なもの。道内でも珍しい「トラジャコーヒー」を飲める数少ないお店です。
夜は飲み会帰りに締めパフェならぬ「締めカツカレー」を食べに来る人が多いそう。トゥモローはこの町の喫茶店でありレストランであり、お酒を飲んだ後に寄りたい「1日の終わり」の場所でもあるのかもしれません。
夜は飲み会帰りに締めパフェならぬ「締めカツカレー」を食べに来る人が多いそう。トゥモローはこの町の喫茶店でありレストランであり、お酒を飲んだ後に寄りたい「1日の終わり」の場所でもあるのかもしれません。
笹山浅海
ライター・編集者
十勝出身、札幌在住。2007年より東京都内の編集プロダクションに編集者として勤務し、オールジャンルの書籍やムック本の制作を手がける。 2012年株式会社マニュブックスを設立。 書籍・雑誌・Web・イベントなど、媒体を問わず幅広く企画制作している。