前回の記事でご紹介した知床斜里町のゲストハウス「HOTEL BOTH」の1階には、地元食材を使った食事が楽しめる定食カフェがあります。宿泊者の利用はもちろんのこと、一般の方の利用も可能です。
今回は、地元斜里町の人たちも通う人気店「知床ごはんTomoni」をご紹介します!
地元民も観光客も大満足の定食メニュー
観光の中心となるウトロから離れた斜里の町に、なぜ定食カフェを作ろうと思ったのでしょうか?
「母も町内でカフェをやっていて飲食店事情に詳しいのですが、町内は食事の選択肢が少ないなと思っていました。そこで、地元の人も観光客も楽しめるものをと考えて『定食』を提供しようと決めたんです」と、マネージャーの丹羽さん。
こちらのお店の定食の魅力は「選べるおばんざい」です。地元食材を使ったおばんざいが4種類あり、その内2種類を選択できます。
「『地元の食材を使う』というのはこの辺の店の特徴として多いので、どこで差別化しようか考えました。そこで『選べるおばんざい』と『スイーツの充実で幅を出す』ようにしたんです」と、こだわりを教えていただきました。
「母も町内でカフェをやっていて飲食店事情に詳しいのですが、町内は食事の選択肢が少ないなと思っていました。そこで、地元の人も観光客も楽しめるものをと考えて『定食』を提供しようと決めたんです」と、マネージャーの丹羽さん。
こちらのお店の定食の魅力は「選べるおばんざい」です。地元食材を使ったおばんざいが4種類あり、その内2種類を選択できます。
「『地元の食材を使う』というのはこの辺の店の特徴として多いので、どこで差別化しようか考えました。そこで『選べるおばんざい』と『スイーツの充実で幅を出す』ようにしたんです」と、こだわりを教えていただきました。
地元コミュニティーから集まる食材
提供写真:知床ごはんTomoni
さまざまな食材の生産が豊富な斜里町ですが「知床ごはんTomoni」では、どういったものが使われているのでしょうか?
「食材の8〜9割は、道産・知床のものを使用しています。とりわけ生産者を選んでいる訳ではなく、地元に顔が知れた生産者のコミュニティーがあるんです。斜里で生まれ育ったので昔から知っている仲間たちから、最高の食材を選んで使っています」と、丹羽さん。
調理は丹羽さんの姉夫婦が担当し、運営自体もみんな斜里町出身の人たちなんだそう。食材だけでなく、斜里を知り尽くした人たちによって作り出される「究極の知床ごはん」ということですね!
「食材の8〜9割は、道産・知床のものを使用しています。とりわけ生産者を選んでいる訳ではなく、地元に顔が知れた生産者のコミュニティーがあるんです。斜里で生まれ育ったので昔から知っている仲間たちから、最高の食材を選んで使っています」と、丹羽さん。
調理は丹羽さんの姉夫婦が担当し、運営自体もみんな斜里町出身の人たちなんだそう。食材だけでなく、斜里を知り尽くした人たちによって作り出される「究極の知床ごはん」ということですね!
こだわり食材のおすすめメニュー
定食メニューは、定番のものから今しか味わえない旬の食材を使った限定のものまで、魅力的なメニューがそろっています。取材時のメニューについてうかがいました。
「今のメニューは春野菜系が中心となっています。先月は春キャベツを使用したものだったのですが、好評で売り切れになってしまいました。現在新たなメニューを企画中です」とのこと。
ちなみに筆者が行った日は「アスパラ」を使った春らしいパスタがありました。
「今のメニューは春野菜系が中心となっています。先月は春キャベツを使用したものだったのですが、好評で売り切れになってしまいました。現在新たなメニューを企画中です」とのこと。
ちなみに筆者が行った日は「アスパラ」を使った春らしいパスタがありました。
「揚げ鶏定食」
一番人気のメニューは「選べる土鍋ハンバーグ定食 1,400円(税込)」だそうです。ちなみに丹羽さんのおすすめは「選べる揚げ鶏定食 1,100円(税込)」。知床の地鶏を使用し、ボリュームがあって男女ともに人気のメニューです。
筆者も「選べる揚げ鶏定食」をいただいてきました!こちらはおばんざいと、揚げ鶏にかけるソースも選べます。「季節野菜のチリソース」か「薬味たっぷりおろしぽん酢」があり、チリソースの方を。おばんざいは、斜里産芋のポテトサラダとミニトマトの和風出汁漬けを選択しました。
大きな塊の揚げ鶏が4つも乗っていて、丹羽さんの言う通りボリューム満点です。カリッとジューシーなお肉に、ピーマンや玉ねぎなどの野菜がゴロっと入った爽やかなチリソースがよく合いました。しっかり満腹です!
筆者も「選べる揚げ鶏定食」をいただいてきました!こちらはおばんざいと、揚げ鶏にかけるソースも選べます。「季節野菜のチリソース」か「薬味たっぷりおろしぽん酢」があり、チリソースの方を。おばんざいは、斜里産芋のポテトサラダとミニトマトの和風出汁漬けを選択しました。
大きな塊の揚げ鶏が4つも乗っていて、丹羽さんの言う通りボリューム満点です。カリッとジューシーなお肉に、ピーマンや玉ねぎなどの野菜がゴロっと入った爽やかなチリソースがよく合いました。しっかり満腹です!
スタッフの好きから生まれるパフェ
「知床ごはんTomoni」では、地元リピーター続出の週替わりパフェなどスイーツメニューも充実しています。
「ソフトクリームなど観光客目線のスイーツが多い中、座ってゆっくり楽しんでもらえるものをと、見た目もかわいいパフェなどこだわったスイーツを提供しています。スイーツもドリンクも、スタッフの好きなものを推している感じですね!」と、丹羽さん。
働いているスタッフの皆さんがパフェ好きだそうで、よく試作をしているのだとか。
「ソフトクリームなど観光客目線のスイーツが多い中、座ってゆっくり楽しんでもらえるものをと、見た目もかわいいパフェなどこだわったスイーツを提供しています。スイーツもドリンクも、スタッフの好きなものを推している感じですね!」と、丹羽さん。
働いているスタッフの皆さんがパフェ好きだそうで、よく試作をしているのだとか。
提供写真:知床ごはんTomoni 「シェフ特製プリン 400円(税込)」
「試作が楽しくて、おいしいのができたら『お客様に食べてほしい』と思うんです。1週間くらいの単位で入れ替わっていますね。地元のリピーターは、それを楽しみに来てくれるんです」と、言っていました。
せっかくなので、取材時にあった季節のパフェ「キウイ杏仁パフェ」をいただいてきました。上にも中にもキウイがふんだんに使われています。少し酸味のある爽やかなキウイのソルベと、甘くてまろやかな杏仁豆腐の組み合わせが最高です!
満腹でしたが、別腹にしっかり収まりました。
せっかくなので、取材時にあった季節のパフェ「キウイ杏仁パフェ」をいただいてきました。上にも中にもキウイがふんだんに使われています。少し酸味のある爽やかなキウイのソルベと、甘くてまろやかな杏仁豆腐の組み合わせが最高です!
満腹でしたが、別腹にしっかり収まりました。
進化していく食事メニュー
宿泊者(一般の方も予約可)の朝食メニューは現在、和か洋か選べるようになっています。筆者が宿泊した時の和の朝食は、焼き鮭やルイベなど知床や北海道を感じられるものでした。
丹羽さんによると、今後「知床のもの」をより意識した、和洋に限らないセットメニューを新しく開発するとのことです。
日々進化していく「知床ごはんTomoni」のメニュー。次行ったらどんなものが出てくるのだろうと、知床に来るたびに訪れたくなりますよ!
丹羽さんによると、今後「知床のもの」をより意識した、和洋に限らないセットメニューを新しく開発するとのことです。
日々進化していく「知床ごはんTomoni」のメニュー。次行ったらどんなものが出てくるのだろうと、知床に来るたびに訪れたくなりますよ!
知床ごはんTomoni
住所:斜里郡斜里町以久科北106‐4 HOTEL BOTH1階
電話:0152-26-7800
営業時間:朝の部 午前6時〜午前9時(完全予約制)
昼/夜の部 午前11時〜午後8時
定休日:月曜
公式HP:https://shiretoko-b.com/tomoni/
Instagram:@tomoni_shiretoko
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
住所:斜里郡斜里町以久科北106‐4 HOTEL BOTH1階
電話:0152-26-7800
営業時間:朝の部 午前6時〜午前9時(完全予約制)
昼/夜の部 午前11時〜午後8時
定休日:月曜
公式HP:https://shiretoko-b.com/tomoni/
Instagram:@tomoni_shiretoko
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
地元民も観光客も大満足の定食メニュー
観光の中心となるウトロから離れた斜里の町に、なぜ定食カフェを作ろうと思ったのでしょうか?
「母も町内でカフェをやっていて飲食店事情に詳しいのですが、町内は食事の選択肢が少ないなと思っていました。そこで、地元の人も観光客も楽しめるものをと考えて『定食』を提供しようと決めたんです」と、マネージャーの丹羽さん。
こちらのお店の定食の魅力は「選べるおばんざい」です。地元食材を使ったおばんざいが4種類あり、その内2種類を選択できます。
「『地元の食材を使う』というのはこの辺の店の特徴として多いので、どこで差別化しようか考えました。そこで『選べるおばんざい』と『スイーツの充実で幅を出す』ようにしたんです」と、こだわりを教えていただきました。
「母も町内でカフェをやっていて飲食店事情に詳しいのですが、町内は食事の選択肢が少ないなと思っていました。そこで、地元の人も観光客も楽しめるものをと考えて『定食』を提供しようと決めたんです」と、マネージャーの丹羽さん。
こちらのお店の定食の魅力は「選べるおばんざい」です。地元食材を使ったおばんざいが4種類あり、その内2種類を選択できます。
「『地元の食材を使う』というのはこの辺の店の特徴として多いので、どこで差別化しようか考えました。そこで『選べるおばんざい』と『スイーツの充実で幅を出す』ようにしたんです」と、こだわりを教えていただきました。
地元コミュニティーから集まる食材
提供写真:知床ごはんTomoni
さまざまな食材の生産が豊富な斜里町ですが「知床ごはんTomoni」では、どういったものが使われているのでしょうか?
「食材の8〜9割は、道産・知床のものを使用しています。とりわけ生産者を選んでいる訳ではなく、地元に顔が知れた生産者のコミュニティーがあるんです。斜里で生まれ育ったので昔から知っている仲間たちから、最高の食材を選んで使っています」と、丹羽さん。
調理は丹羽さんの姉夫婦が担当し、運営自体もみんな斜里町出身の人たちなんだそう。食材だけでなく、斜里を知り尽くした人たちによって作り出される「究極の知床ごはん」ということですね!
「食材の8〜9割は、道産・知床のものを使用しています。とりわけ生産者を選んでいる訳ではなく、地元に顔が知れた生産者のコミュニティーがあるんです。斜里で生まれ育ったので昔から知っている仲間たちから、最高の食材を選んで使っています」と、丹羽さん。
調理は丹羽さんの姉夫婦が担当し、運営自体もみんな斜里町出身の人たちなんだそう。食材だけでなく、斜里を知り尽くした人たちによって作り出される「究極の知床ごはん」ということですね!
こだわり食材のおすすめメニュー
定食メニューは、定番のものから今しか味わえない旬の食材を使った限定のものまで、魅力的なメニューがそろっています。取材時のメニューについてうかがいました。
「今のメニューは春野菜系が中心となっています。先月は春キャベツを使用したものだったのですが、好評で売り切れになってしまいました。現在新たなメニューを企画中です」とのこと。
ちなみに筆者が行った日は「アスパラ」を使った春らしいパスタがありました。
「今のメニューは春野菜系が中心となっています。先月は春キャベツを使用したものだったのですが、好評で売り切れになってしまいました。現在新たなメニューを企画中です」とのこと。
ちなみに筆者が行った日は「アスパラ」を使った春らしいパスタがありました。
「揚げ鶏定食」
一番人気のメニューは「選べる土鍋ハンバーグ定食 1,400円(税込)」だそうです。ちなみに丹羽さんのおすすめは「選べる揚げ鶏定食 1,100円(税込)」。知床の地鶏を使用し、ボリュームがあって男女ともに人気のメニューです。
筆者も「選べる揚げ鶏定食」をいただいてきました!こちらはおばんざいと、揚げ鶏にかけるソースも選べます。「季節野菜のチリソース」か「薬味たっぷりおろしぽん酢」があり、チリソースの方を。おばんざいは、斜里産芋のポテトサラダとミニトマトの和風出汁漬けを選択しました。
大きな塊の揚げ鶏が4つも乗っていて、丹羽さんの言う通りボリューム満点です。カリッとジューシーなお肉に、ピーマンや玉ねぎなどの野菜がゴロっと入った爽やかなチリソースがよく合いました。しっかり満腹です!
筆者も「選べる揚げ鶏定食」をいただいてきました!こちらはおばんざいと、揚げ鶏にかけるソースも選べます。「季節野菜のチリソース」か「薬味たっぷりおろしぽん酢」があり、チリソースの方を。おばんざいは、斜里産芋のポテトサラダとミニトマトの和風出汁漬けを選択しました。
大きな塊の揚げ鶏が4つも乗っていて、丹羽さんの言う通りボリューム満点です。カリッとジューシーなお肉に、ピーマンや玉ねぎなどの野菜がゴロっと入った爽やかなチリソースがよく合いました。しっかり満腹です!
スタッフの好きから生まれるパフェ
提供写真:知床ごはんTomoni 「シェフ特製プリン 400円(税込)」
「知床ごはんTomoni」では、地元リピーター続出の週替わりパフェなどスイーツメニューも充実しています。
「ソフトクリームなど観光客目線のスイーツが多い中、座ってゆっくり楽しんでもらえるものをと、見た目もかわいいパフェなどこだわったスイーツを提供しています。スイーツもドリンクも、スタッフの好きなものを推している感じですね!」と、丹羽さん。
働いているスタッフの皆さんがパフェ好きだそうで、よく試作をしているのだとか。
「ソフトクリームなど観光客目線のスイーツが多い中、座ってゆっくり楽しんでもらえるものをと、見た目もかわいいパフェなどこだわったスイーツを提供しています。スイーツもドリンクも、スタッフの好きなものを推している感じですね!」と、丹羽さん。
働いているスタッフの皆さんがパフェ好きだそうで、よく試作をしているのだとか。
「試作が楽しくて、おいしいのができたら『お客様に食べてほしい』と思うんです。1週間くらいの単位で入れ替わっていますね。地元のリピーターは、それを楽しみに来てくれるんです」と、言っていました。
せっかくなので、取材時にあった季節のパフェ「キウイ杏仁パフェ」をいただいてきました。上にも中にもキウイがふんだんに使われています。少し酸味のある爽やかなキウイのソルベと、甘くてまろやかな杏仁豆腐の組み合わせが最高です!
満腹でしたが、別腹にしっかり収まりました。
せっかくなので、取材時にあった季節のパフェ「キウイ杏仁パフェ」をいただいてきました。上にも中にもキウイがふんだんに使われています。少し酸味のある爽やかなキウイのソルベと、甘くてまろやかな杏仁豆腐の組み合わせが最高です!
満腹でしたが、別腹にしっかり収まりました。
進化していく食事メニュー
宿泊者(一般の方も予約可)の朝食メニューは現在、和か洋か選べるようになっています。筆者が宿泊した時の和の朝食は、焼き鮭やルイベなど知床や北海道を感じられるものでした。
丹羽さんによると、今後「知床のもの」をより意識した、和洋に限らないセットメニューを新しく開発するとのことです。
日々進化していく「知床ごはんTomoni」のメニュー。次行ったらどんなものが出てくるのだろうと、知床に来るたびに訪れたくなりますよ!
丹羽さんによると、今後「知床のもの」をより意識した、和洋に限らないセットメニューを新しく開発するとのことです。
日々進化していく「知床ごはんTomoni」のメニュー。次行ったらどんなものが出てくるのだろうと、知床に来るたびに訪れたくなりますよ!
知床ごはんTomoni
住所:斜里郡斜里町以久科北106‐4 HOTEL BOTH1階
電話:0152-26-7800
営業時間:朝の部 午前6時〜午前9時(完全予約制)
昼/夜の部 午前11時〜午後8時
定休日:月曜
公式HP:https://shiretoko-b.com/tomoni/
Instagram:@tomoni_shiretoko
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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住所:斜里郡斜里町以久科北106‐4 HOTEL BOTH1階
電話:0152-26-7800
営業時間:朝の部 午前6時〜午前9時(完全予約制)
昼/夜の部 午前11時〜午後8時
定休日:月曜
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(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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鎌田絵里奈
知床在住ライター
北海道とカフェとアウトドアが大好きな、知床在住の道産子バリスタライター。
おしゃれなカフェ、美しい自然や景色の写真を撮るのが趣味。バリスタとしてコーヒーを淹れる傍ら、北海道を駆け回り全身で体感して、道内に限らず国内外の人たちへ、大好きな北海道の魅力を発信していきます!