2024.11.21

グルメ / 札幌

ラーメン激戦区の「じゃないグルメ」鯖サンドにブリュレクレープ!東本願寺エリア面白い【札幌】

ススキノに近く、それでいて住宅も多く立ち並ぶ札幌市中央区の東本願寺周辺。24時間営業のサンドイッチ店『サンドリア』や、『らーめん五丈原 本店』など有名店も軒を連ね、目が離せないゾーンです。
市電も走る便利なこのエリアで、驚くような新感覚のメニューを提供する3店を紹介します。

大阪名物×札幌みそラーメン

ラーメン激戦区にありながら、連日満席の人気店『かすラーメン百々吉』。看板商品「かすラーメン」の“かす”って一体、何なのでしょう? 気になります。

 
答えは、大阪名物「油かす」のこと。牛ホルモンを長時間かけてカリカリに揚げ、余分な油を抜いたもので、深いこくを出すことができます。関西では「かすうどん」などの料理で親しまれています。
ラーメン一筋30年以上の店長、伊藤百仁さんは、かすうどんの味に衝撃を受け、ラーメンに使ってみようと思いついたそう。油かすを大胆にトッピングした、オリジナリティーあふれる一杯です。
また、ラーメン激戦区で勝ち抜くためにも、「起爆剤になる変わったラーメンを作りたいと思いました」と伊藤さんは話します。
まずは「かすらーめん(味噌)」(980円)を。カリッとした油かすがスープに浸ることで、ジュワッと柔らかくジューシーに。香ばしさも楽しめます。さらに、油かすのうま味がスープに溶け込み、こくが一段とアップしています。
スープは、豚骨や鶏ガラ、大量の香味野菜、昆布、カツオを長時間煮込んで取っています。こくのあるスープと濃厚な油かすが意外にもぴったり。特注の中太ちぢれ麺との相性も抜群です。
続いて「かすらーめん(塩)」(980円)。野菜だしの効いた食べやすい塩スープに、油かすのジューシーなうま味が加わり、たまらないおいしさです。
岡山県出身の廣岡俊光アナウンサーも「西日本の人間としては、かすうどんはよく知っているんですけど、みそラーメンにかすを入れるってちょっと想像できないですね。今度食べに行って調べてみます!」と興味津々の様子です。
至極の一杯をぜひ。
かすラーメン百々吉
住所:札幌市中央区南8条西8丁目 南8条アーバンライフ1階

パリパリサクサク食感!新感覚の贅沢クレープ

千歳市の人気店『クレープチョッパー』の姉妹店として、2022年にオープンした『クレイジーパニック』。本店よりも多彩な50種類以上のメニュー展開で、新たなファン層を獲得しています。
オープン当初は『クレープジョーカー』という店名でした。その後、スタッフの一人が考案したマスコットキャラクターの「パニキュラ」のイメージに合わせ、店名を変えたそう。とってもユニークです。
特に人気が高いメニューが、「悪魔のカスタードブリュレ」。バナナやいちごなど4種類あり、今回の取材では「悪魔のカスタードブリュレ・いちご」(830円)をチョイスしました。
2種類のカスタードクリームとホイップクリームがたっぷり。さらに、表面を炙ったブリュレがカリカリとしてほろ苦く、いいアクセント。
クレープ生地にはメープルシロップがかかっています。最後まで飽きず、味が変わっていくようにいろいろな工夫が詰まっています。
店長の高橋謙太郎さんによると、3個たいらげる人もいるそう。
パリッ、サクッとした生地も特徴的。ボリューム感のあるクリームとのバランスを考え、クレープ生地はとても薄く、軽い食感に焼き上げています。
高橋さんがこの生地を考案する際、ヒントになったのが天ぷらでした。衣をサクサクに仕上げるコツや要素を、クレープ生地に取り入れてみたそう。「サクサクしたクレープ生地なんてなかったから、受け入れられるかどうか心配でした」(高橋さん)が、好評を博して大人気となりました。
「塩キャラメルパニック」(780円)は、パリパリ食感のクレープ生地にたっぷりのクリーム。その上にバニラアイスが載り、アーモンドとパチパチキャンディーがトッピングされています。パチパチキャンディーが口の中で次々と弾け、「パニック」というメニュー名がぴったりの楽しい一品です。
クレイジーパニック
住所:札幌市中央区南9条西9丁目1―23

心のこもった創作料理が人気!気になる店名の理由は…

2023年にオープンした『自然食cafe 俺のゆうこりん』。少し不思議な店名と、体に優しくオリジナリティーあふれる料理が話題です。
店名の「ゆうこりん」は、代表の中濱梨絵さんの母、優子さんのこと。調理を担当しています。
梨絵さんによると、優子さんが「俺のゆうこりん」と多くの人に慕ってもらえるような愛される存在になれたら、という願いを込めて命名したそうです。
優子さんは「最初は恥ずかしくて返事ができませんでした」と少し照れくさそうです。
「サバサンド」(600円)は、サバマヨを挟んだホットサンド。たっぷりのサバを使い、粒マスタードマヨネーズなどで味をまとめ、誰もが大好きな味です。カリッとした歯触りがたまりません。
「お豆腐スコーン ディップSET(珈琲or紅茶つき)」(850円)は珍しい一品。豆腐を使ったスコーンはしっとりとした食感で、大豆の味をしっかりと感じられます。
甘味の中にも程よい酸味があるトマトジャムと、サバマヨが添えられていて、味の変化も楽しめます。

 
常連客から愛されるオリジナルメニューの「アフタヌーンティー 菊」(1,350円)。まるでスイーツのアフタヌーンティーのように、和食のおかずがおしゃれに盛り付けられ、ワクワクします。一つ一つが、体のことを考えたアイデア料理です。
メインと小鉢数種は日替わり。この日のメインはマイワシのフライと自家製タルタルソースでした。マイワシのふっくらとした食感に、ニンジンや大根、パプリカ、玉ネギなど野菜たっぷりのタルタルソースがベストマッチ! ピクルスも効いて、さっぱりとした後味です。
おにぎりは、菊芋茶で炊き上げたごはん。梨絵さんによると、菊芋はおなかの中をきれいにしてくれる作用があり、血糖値の上昇を抑えてくれるそう。他のおかずにも積極的に使っており、「季節野菜の菊芋きなこ和え」というおかずもメニューの一つです。

 
このほか、「ベジブロススープ(野菜のだしのスープ)」や「豆腐と米粉のチキンナゲット」、「米粉のカボチャケーキ」など、愛情のこもったおかずを楽しめます。
「ゆうこりんが一生懸命作っております!」と梨絵さん。“おいしい推し活”をしてみませんか?
自然食cafe 俺のゆうこりん
住所:札幌市中央区南9条西10丁目1―40  札幌グランドマンションB1F

*みんテレ10月17日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

大阪名物×札幌みそラーメン

ラーメン激戦区にありながら、連日満席の人気店『かすラーメン百々吉』。看板商品「かすラーメン」の“かす”って一体、何なのでしょう? 気になります。

 
答えは、大阪名物「油かす」のこと。牛ホルモンを長時間かけてカリカリに揚げ、余分な油を抜いたもので、深いこくを出すことができます。関西では「かすうどん」などの料理で親しまれています。
ラーメン一筋30年以上の店長、伊藤百仁さんは、かすうどんの味に衝撃を受け、ラーメンに使ってみようと思いついたそう。油かすを大胆にトッピングした、オリジナリティーあふれる一杯です。
また、ラーメン激戦区で勝ち抜くためにも、「起爆剤になる変わったラーメンを作りたいと思いました」と伊藤さんは話します。
まずは「かすらーめん(味噌)」(980円)を。カリッとした油かすがスープに浸ることで、ジュワッと柔らかくジューシーに。香ばしさも楽しめます。さらに、油かすのうま味がスープに溶け込み、こくが一段とアップしています。
スープは、豚骨や鶏ガラ、大量の香味野菜、昆布、カツオを長時間煮込んで取っています。こくのあるスープと濃厚な油かすが意外にもぴったり。特注の中太ちぢれ麺との相性も抜群です。
続いて「かすらーめん(塩)」(980円)。野菜だしの効いた食べやすい塩スープに、油かすのジューシーなうま味が加わり、たまらないおいしさです。
岡山県出身の廣岡俊光アナウンサーも「西日本の人間としては、かすうどんはよく知っているんですけど、みそラーメンにかすを入れるってちょっと想像できないですね。今度食べに行って調べてみます!」と興味津々の様子です。
至極の一杯をぜひ。
かすラーメン百々吉
住所:札幌市中央区南8条西8丁目 南8条アーバンライフ1階

パリパリサクサク食感!新感覚の贅沢クレープ

千歳市の人気店『クレープチョッパー』の姉妹店として、2022年にオープンした『クレイジーパニック』。本店よりも多彩な50種類以上のメニュー展開で、新たなファン層を獲得しています。
オープン当初は『クレープジョーカー』という店名でした。その後、スタッフの一人が考案したマスコットキャラクターの「パニキュラ」のイメージに合わせ、店名を変えたそう。とってもユニークです。
特に人気が高いメニューが、「悪魔のカスタードブリュレ」。バナナやいちごなど4種類あり、今回の取材では「悪魔のカスタードブリュレ・いちご」(830円)をチョイスしました。
2種類のカスタードクリームとホイップクリームがたっぷり。さらに、表面を炙ったブリュレがカリカリとしてほろ苦く、いいアクセント。
クレープ生地にはメープルシロップがかかっています。最後まで飽きず、味が変わっていくようにいろいろな工夫が詰まっています。
店長の高橋謙太郎さんによると、3個たいらげる人もいるそう。
パリッ、サクッとした生地も特徴的。ボリューム感のあるクリームとのバランスを考え、クレープ生地はとても薄く、軽い食感に焼き上げています。
高橋さんがこの生地を考案する際、ヒントになったのが天ぷらでした。衣をサクサクに仕上げるコツや要素を、クレープ生地に取り入れてみたそう。「サクサクしたクレープ生地なんてなかったから、受け入れられるかどうか心配でした」(高橋さん)が、好評を博して大人気となりました。
「塩キャラメルパニック」(780円)は、パリパリ食感のクレープ生地にたっぷりのクリーム。その上にバニラアイスが載り、アーモンドとパチパチキャンディーがトッピングされています。パチパチキャンディーが口の中で次々と弾け、「パニック」というメニュー名がぴったりの楽しい一品です。
クレイジーパニック
住所:札幌市中央区南9条西9丁目1―23

心のこもった創作料理が人気!気になる店名の理由は…

2023年にオープンした『自然食cafe 俺のゆうこりん』。少し不思議な店名と、体に優しくオリジナリティーあふれる料理が話題です。
店名の「ゆうこりん」は、代表の中濱梨絵さんの母、優子さんのこと。調理を担当しています。
梨絵さんによると、優子さんが「俺のゆうこりん」と多くの人に慕ってもらえるような愛される存在になれたら、という願いを込めて命名したそうです。
優子さんは「最初は恥ずかしくて返事ができませんでした」と少し照れくさそうです。
「サバサンド」(600円)は、サバマヨを挟んだホットサンド。たっぷりのサバを使い、粒マスタードマヨネーズなどで味をまとめ、誰もが大好きな味です。カリッとした歯触りがたまりません。
「お豆腐スコーン ディップSET(珈琲or紅茶つき)」(850円)は珍しい一品。豆腐を使ったスコーンはしっとりとした食感で、大豆の味をしっかりと感じられます。
甘味の中にも程よい酸味があるトマトジャムと、サバマヨが添えられていて、味の変化も楽しめます。

 
常連客から愛されるオリジナルメニューの「アフタヌーンティー 菊」(1,350円)。まるでスイーツのアフタヌーンティーのように、和食のおかずがおしゃれに盛り付けられ、ワクワクします。一つ一つが、体のことを考えたアイデア料理です。
メインと小鉢数種は日替わり。この日のメインはマイワシのフライと自家製タルタルソースでした。マイワシのふっくらとした食感に、ニンジンや大根、パプリカ、玉ネギなど野菜たっぷりのタルタルソースがベストマッチ! ピクルスも効いて、さっぱりとした後味です。
おにぎりは、菊芋茶で炊き上げたごはん。梨絵さんによると、菊芋はおなかの中をきれいにしてくれる作用があり、血糖値の上昇を抑えてくれるそう。他のおかずにも積極的に使っており、「季節野菜の菊芋きなこ和え」というおかずもメニューの一つです。

 
このほか、「ベジブロススープ(野菜のだしのスープ)」や「豆腐と米粉のチキンナゲット」、「米粉のカボチャケーキ」など、愛情のこもったおかずを楽しめます。
「ゆうこりんが一生懸命作っております!」と梨絵さん。“おいしい推し活”をしてみませんか?
自然食cafe 俺のゆうこりん
住所:札幌市中央区南9条西10丁目1―40  札幌グランドマンションB1F

*みんテレ10月17日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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