2024.12.16

アウトドア / 旭川・層雲峡・空知

日帰りで安い温泉!北海道が誇る“雪を見ながら露天風呂温泉”…達人が厳選!

 季節は秋からいよいよ冬へ。寒さが増すこの時期におすすめの、ぽかぽか日帰り雪見温泉にあったかグルメをご紹介。全国1000ヶ所以上の温泉に入浴してきた温泉の達人で、全国でたった5人、北海道ではただ1人の、温泉ソムリエ師範のさとう努さんに案内してもらいました。

 札幌から車で約1時間10分、人口約4,500人の由仁町。

 のどかな田園風景が広がる街の名前はアイヌの言葉で「温泉のあるところ」を意味する「ユウンニ」が由来です。
 
 
  由仁町自慢の温泉が「ユンニの湯」。

 ログハウス調の温かみのある空間に、ゆったりとしたくつろぎの時間が流れる温泉です。
 温泉ソムリエ師範のさとうさんがおすすめする絶景は…。

 目の前に広がる庭の大きな木々に、しんしんと降り積もる純白の雪。まさに雪見の露天風呂。

 午前5時半からの朝風呂時間は男湯。2時間の清掃の後、午前10時からの通常時間では女湯に変わります。
 ユンニの湯の泉質名は2つで「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉」。
 
 ナトリウム-炭酸水素塩泉は重曹と同じ成分のため体の古い角質をやわらかくし、毛穴の汚れまで落としてくれる「美人の湯」の代表。
 塩化物泉の塩分は保温保湿効果が高いとされています。

  お湯は真っ黒でとろみがあり、指の間がヌルヌルするほど。湯の色が黒いのは植物性で肌に優しいモール泉だから。

 モール泉は、温泉としては珍しい植物性の成分が多く含まれているため、肌に優しく美肌に良いといわれています。
 「ツルピカの洗浄力にしっとり潤いの保湿。湯上り後もポカポカが続く保温効果を同時に持ちながら、植物性で肌に優しい天然の美容液のような、これぞまさに美肌の湯」とさとう師範はいいます。
 お風呂上がりに味わいたい温泉グルメ。ユンニの湯にはお得なセットプランが豊富にそろっているんです。
 
 例えば、入館料と食事がセットになった「ランチwith湯プラン」のチケットを買うと、レストランのメニューが1,000円になるんです。(※期間限定メニューは対象外の場合があります)
 北海道産の海鮮を使った色とりどりの総菜を由仁町産ななつぼしとおいしくいただける「花かご御膳」なら、入館料800円と合わせて2,200円のところ、1,800円に。400円もお得になるんです。
 
 「お刺身がふっくらしたごはんを引き立てて、まるで高級旅館で夕食を食べてるような気分」とさとう師範。
 ユンニの湯オリジナルの「ジンギスカン膳」は、肉厚でやわらかいお肉に、しょっぱめのタレがよくからんでおいしい!

 こちらも300円お得になります。
 ツルツルぷるんな美肌の湯に、お得な温泉グルメ、ぜひ味わいに行ってみてください。

ユンニの湯
住所:由仁町伏見122
朝風呂:午前5時30分~午前8時
通常入浴:午前10時~午後9時
     (※11/30からは午前10時30分オープン)
 札幌から車で約1時間半、三笠市の桂沢湖にほど近い「湯の元温泉旅館」は、もともと1951年に始まった桂沢ダム建設の作業員たちの宿舎でした。

 これを1957年に初代オーナーが買い取り、温泉宿として開業。その後も新桂沢ダムの建設など、何十年にもわたって多くのダム工事関係者たちで賑わってきましたが、ダム完成が近づくと、作業員たちの数は減り続けていきました。
 2019年、このままでは経営が逼迫すると困り果てた前オーナーからバトンを受け取ったのが、4代目となる現オーナーの杉浦一生さん。

 岩見沢出身で身長192センチ、体重150キロという巨漢の持ち主で元プロレスラー。ケガのため引退して北海道に戻り、全く経験のない温泉旅館オーナーとして新たな人生をスタートしました。
 慣れない仕事に失敗を繰り返しながらも、裏山にキャンプ場を作るなど、新たなニーズを開拓するべく、新生「湯の元温泉」のフロンティアとして日々、奮闘中なのです。
 湯の元温泉で師範がおすすめするのが、野趣あふれる、ほぼ山と地続きの温泉です。

 レトロな感じ、何ともひなびた歴史を感じる湯船がたまりません。
 さとう師範に泉質を聞いてみると「これまでは、単純硫黄泉という硫黄を含んだ温泉だったんですが、新しい泉質の調査で惜しくも環境省の定める温泉の基準値を下回ってしまった」とのこと。

 温泉施設には10年に一度泉質調査が義務付けられており、温泉と呼ばれるには、環境省が定める基準値を満たさなければならないんですって。
 「しかし、確かにこの湯にはあらゆる温泉成分が含まれています。何より自然湧出といって、ポンプでくみ上げるのではなく、地中から自然に湧いて出ているんです。これぞまさに自然からの贈り物。地球の恵みなんですよ!」とさとう師範。

 やわらかくて優しくて、湯あたりもしない、長湯にも向いているということですよ。
 お風呂上がりの温泉グルメが、湯の元温泉名物の「合鴨鍋」。

 湯の元温泉に古くから伝わる合鴨鍋は、厳選された鴨肉や豆腐、野菜などを薄口のしょうゆベースだしで煮込んでいただく一品。長年、訪れる人に愛されてきました。
 鴨肉の透明感のある油があっさりしたしょうゆだしに溶けて絶品。

 お肉も全然クセがなくて、鴨肉の素朴な食感がたまらない。おいしすぎていくらでも食べられそう!
 
 まもなく冬本番。ぽかぽか温泉とあったかグルメをぜひ味わいに行ってみてください。
湯の元温泉旅館
住所:三笠市桂沢94
木金:午後3時~午後8時
土日月祝:午前10時~午後8時
休み:火・水曜
 
*みんテレ11月13日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
 札幌から車で約1時間10分、人口約4,500人の由仁町。

 のどかな田園風景が広がる街の名前はアイヌの言葉で「温泉のあるところ」を意味する「ユウンニ」が由来です。
 
 
  由仁町自慢の温泉が「ユンニの湯」。

 ログハウス調の温かみのある空間に、ゆったりとしたくつろぎの時間が流れる温泉です。
 温泉ソムリエ師範のさとうさんがおすすめする絶景は…。

 目の前に広がる庭の大きな木々に、しんしんと降り積もる純白の雪。まさに雪見の露天風呂。

 午前5時半からの朝風呂時間は男湯。2時間の清掃の後、午前10時からの通常時間では女湯に変わります。
 ユンニの湯の泉質名は2つで「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉」。
 
 ナトリウム-炭酸水素塩泉は重曹と同じ成分のため体の古い角質をやわらかくし、毛穴の汚れまで落としてくれる「美人の湯」の代表。
 塩化物泉の塩分は保温保湿効果が高いとされています。

  お湯は真っ黒でとろみがあり、指の間がヌルヌルするほど。湯の色が黒いのは植物性で肌に優しいモール泉だから。

 モール泉は、温泉としては珍しい植物性の成分が多く含まれているため、肌に優しく美肌に良いといわれています。
 「ツルピカの洗浄力にしっとり潤いの保湿。湯上り後もポカポカが続く保温効果を同時に持ちながら、植物性で肌に優しい天然の美容液のような、これぞまさに美肌の湯」とさとう師範はいいます。
 お風呂上がりに味わいたい温泉グルメ。ユンニの湯にはお得なセットプランが豊富にそろっているんです。
 
 例えば、入館料と食事がセットになった「ランチwith湯プラン」のチケットを買うと、レストランのメニューが1,000円になるんです。(※期間限定メニューは対象外の場合があります)
 北海道産の海鮮を使った色とりどりの総菜を由仁町産ななつぼしとおいしくいただける「花かご御膳」なら、入館料800円と合わせて2,200円のところ、1,800円に。400円もお得になるんです。
 
 「お刺身がふっくらしたごはんを引き立てて、まるで高級旅館で夕食を食べてるような気分」とさとう師範。
 ユンニの湯オリジナルの「ジンギスカン膳」は、肉厚でやわらかいお肉に、しょっぱめのタレがよくからんでおいしい!

 こちらも300円お得になります。
 ツルツルぷるんな美肌の湯に、お得な温泉グルメ、ぜひ味わいに行ってみてください。

ユンニの湯
住所:由仁町伏見122
朝風呂:午前5時30分~午前8時
通常入浴:午前10時~午後9時
     (※11/30からは午前10時30分オープン)
 札幌から車で約1時間半、三笠市の桂沢湖にほど近い「湯の元温泉旅館」は、もともと1951年に始まった桂沢ダム建設の作業員たちの宿舎でした。

 これを1957年に初代オーナーが買い取り、温泉宿として開業。その後も新桂沢ダムの建設など、何十年にもわたって多くのダム工事関係者たちで賑わってきましたが、ダム完成が近づくと、作業員たちの数は減り続けていきました。
 2019年、このままでは経営が逼迫すると困り果てた前オーナーからバトンを受け取ったのが、4代目となる現オーナーの杉浦一生さん。

 岩見沢出身で身長192センチ、体重150キロという巨漢の持ち主で元プロレスラー。ケガのため引退して北海道に戻り、全く経験のない温泉旅館オーナーとして新たな人生をスタートしました。
 慣れない仕事に失敗を繰り返しながらも、裏山にキャンプ場を作るなど、新たなニーズを開拓するべく、新生「湯の元温泉」のフロンティアとして日々、奮闘中なのです。
 湯の元温泉で師範がおすすめするのが、野趣あふれる、ほぼ山と地続きの温泉です。

 レトロな感じ、何ともひなびた歴史を感じる湯船がたまりません。
 さとう師範に泉質を聞いてみると「これまでは、単純硫黄泉という硫黄を含んだ温泉だったんですが、新しい泉質の調査で惜しくも環境省の定める温泉の基準値を下回ってしまった」とのこと。

 温泉施設には10年に一度泉質調査が義務付けられており、温泉と呼ばれるには、環境省が定める基準値を満たさなければならないんですって。
 「しかし、確かにこの湯にはあらゆる温泉成分が含まれています。何より自然湧出といって、ポンプでくみ上げるのではなく、地中から自然に湧いて出ているんです。これぞまさに自然からの贈り物。地球の恵みなんですよ!」とさとう師範。

 やわらかくて優しくて、湯あたりもしない、長湯にも向いているということですよ。
 お風呂上がりの温泉グルメが、湯の元温泉名物の「合鴨鍋」。

 湯の元温泉に古くから伝わる合鴨鍋は、厳選された鴨肉や豆腐、野菜などを薄口のしょうゆベースだしで煮込んでいただく一品。長年、訪れる人に愛されてきました。
 鴨肉の透明感のある油があっさりしたしょうゆだしに溶けて絶品。

 お肉も全然クセがなくて、鴨肉の素朴な食感がたまらない。おいしすぎていくらでも食べられそう!
 
 まもなく冬本番。ぽかぽか温泉とあったかグルメをぜひ味わいに行ってみてください。
湯の元温泉旅館
住所:三笠市桂沢94
木金:午後3時~午後8時
土日月祝:午前10時~午後8時
休み:火・水曜
 
*みんテレ11月13日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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