画像提供:梅とら
食欲の秋! 各地で新米がとれ始め、ご飯がおいしい季節になりました。
ご飯を手軽にパクッと食べるのに「おにぎり」って、ちょうどいいですよね!
今回は、道東・知床斜里町をベースに、地元のこだわり食材を使ったおにぎりとスープを提供しているキッチンカー「梅とら」を紹介します!
身近な食べ物「おにぎり」でキッチンカーに挑戦!
札幌から斜里町に移住してきた「梅とら」の店主、ゆきのさん。暮らす中でいろいろな人と出会い、経験を重ねていくうちに、キッチンカーのおにぎり屋をやろうと決めたそうです。
なぜ、おにぎりなのかと尋ねると「自分でおいしいおにぎりを作ってみたい、と思っていました。それから、私はおにぎりを食べると、次の活動も頑張ろうと思えるんです。仕事の合間だったり、体を動かすときだったり。なにか目的のある中で、おにぎりを食べて元気になってもらいたいです」と、ゆきのさん。
また、斜里町は鮭やマス、おいしい野菜などがとれ、食材に恵まれた環境もおにぎり屋をやるのに良いと思ったのだそう。
知り合いの農家や漁師に「この食材使ってみない?」と、提案されてできあがったメニューもあると言っていました。
なぜ、おにぎりなのかと尋ねると「自分でおいしいおにぎりを作ってみたい、と思っていました。それから、私はおにぎりを食べると、次の活動も頑張ろうと思えるんです。仕事の合間だったり、体を動かすときだったり。なにか目的のある中で、おにぎりを食べて元気になってもらいたいです」と、ゆきのさん。
また、斜里町は鮭やマス、おいしい野菜などがとれ、食材に恵まれた環境もおにぎり屋をやるのに良いと思ったのだそう。
知り合いの農家や漁師に「この食材使ってみない?」と、提案されてできあがったメニューもあると言っていました。
画像提供:梅とら
日々のめぐり合わせで生まれていく
画像提供:梅とら
食材には、極力添加物を使っていないものや、その季節にとれるものを使うようにと、こだわりがあるようです。日々やっていく中でのめぐり合わせから、仕入先を見つけていくのが「梅とらスタイル」なんだそう。
おにぎりの要であるお米も、居酒屋での偶然の出会いから。
ゆきのさんが斜里の居酒屋で食事をしていたところ、たまたまその居酒屋が取引している地元の酒屋の店主がいました。そこの酒屋ではお米も扱っていて、試しに仕入れておにぎりを作ってみたら、おいしくて使うことが決まったのです。
「お米は、東旭川産の『ななつぼし』を使っています。東旭川まで出向き、実際に生産の現場も見てきました。自分たちで精米して卸しているので、他の農家の米と混ざっていなかったり、大きさだけでなく米の色の選別もしていたり。そのこだわりにひかれて決めました」と、ゆきのさん。
現在は「新米」を使っているそうです。
たきたてはもちろん、たいて時間がたってもおいしく、ぷっくりもちっとした食感が楽しめます。
おにぎりの要であるお米も、居酒屋での偶然の出会いから。
ゆきのさんが斜里の居酒屋で食事をしていたところ、たまたまその居酒屋が取引している地元の酒屋の店主がいました。そこの酒屋ではお米も扱っていて、試しに仕入れておにぎりを作ってみたら、おいしくて使うことが決まったのです。
「お米は、東旭川産の『ななつぼし』を使っています。東旭川まで出向き、実際に生産の現場も見てきました。自分たちで精米して卸しているので、他の農家の米と混ざっていなかったり、大きさだけでなく米の色の選別もしていたり。そのこだわりにひかれて決めました」と、ゆきのさん。
現在は「新米」を使っているそうです。
たきたてはもちろん、たいて時間がたってもおいしく、ぷっくりもちっとした食感が楽しめます。
一番人気は斜里産の「鮭orマス」ハマる人続出の「梅」
さまざまなめぐり合わせや、これだ!と思った具材から生まれる「梅とら」のおにぎり。その中でも、一番人気は「鮭」(時期によってはます)だそうです。
「鮭は知床ウトロの『圓子水産』の鮭を使っています。今年鮭が豊漁だそうで、『使ってみない?』と、切り身を用意してくれたんです。
自分で塩をしておにぎりにしてみると、身がふっくらほろっとしていておいしくて、すぐに仕入れさせてもらうことにしました!」と、ゆきのさん。
「圓子水産」では、鮭を鮮度が良いうちにさばき、急速冷凍をかけているので生臭さくなく、うまみがあるそうです。
「鮭は知床ウトロの『圓子水産』の鮭を使っています。今年鮭が豊漁だそうで、『使ってみない?』と、切り身を用意してくれたんです。
自分で塩をしておにぎりにしてみると、身がふっくらほろっとしていておいしくて、すぐに仕入れさせてもらうことにしました!」と、ゆきのさん。
「圓子水産」では、鮭を鮮度が良いうちにさばき、急速冷凍をかけているので生臭さくなく、うまみがあるそうです。
画像提供:梅とら「鮭(左)300円(税込)しそ梅(右)260円」
また、一年中あるメニューとして店名にも付いている「梅」は、リピーターのお客さんにハマる人が続出しているのだとか!
「和歌山県の『梅ボーイズ』の梅を使用しています。生産者は北海道ともゆかりがあり、添加物を使わない昔ながらの作り方をしているのが良いなと思って、使うことに決めました。塩気がご飯の甘みを引き立て、梅の果実の香りもしっかりとしていておにぎりによく合います」とのこと。
「和歌山県の『梅ボーイズ』の梅を使用しています。生産者は北海道ともゆかりがあり、添加物を使わない昔ながらの作り方をしているのが良いなと思って、使うことに決めました。塩気がご飯の甘みを引き立て、梅の果実の香りもしっかりとしていておにぎりによく合います」とのこと。
おにぎりと一緒に季節の野菜を使ったスープも
他にも「梅とら」では、おにぎりと一緒に食べたいスープも販売しています。季節ごとにその時期にとれる野菜を使って、メニューを変えているそうです。
「冬は意外と鮭に合うボルシチだったり、夏は農家さんから『たくさんあるから使わない?』と提案されたほうれん草をポタージュにしたり。今年の夏は、私がお出汁を取るのにハマっていたので、夏野菜を入れた冷たいおすましを提供していました」と、ゆきのさん。
季節の合間には、時期によって具材を変えた昆布だしの豚汁を提供しているそうです。
「冬は意外と鮭に合うボルシチだったり、夏は農家さんから『たくさんあるから使わない?』と提案されたほうれん草をポタージュにしたり。今年の夏は、私がお出汁を取るのにハマっていたので、夏野菜を入れた冷たいおすましを提供していました」と、ゆきのさん。
季節の合間には、時期によって具材を変えた昆布だしの豚汁を提供しているそうです。
画像提供:梅とら
画像提供:梅とら
今年の夏に筆者が訪れたときは「斜里産白小豆の冷やしおしるこ」というものが出ていました。白小豆は収穫量が少なく、希少価値の高いものなのだそう。
地元生産者とのつながりから生まれるレアメニューが時々出てくるので、毎回楽しみです!
地元生産者とのつながりから生まれるレアメニューが時々出てくるので、毎回楽しみです!
斜里近辺をベースに出店
「梅とら」の出店は、斜里町にある「ヒミツキチこひつじ」を拠点に、オホーツク管内(主に小清水・斜里・清里)のイベントがメインとなっています。
現在、自身の拠点となる仕込み場を構えているとのことなので、今後出店場所や出店日も増えてくるようです。
「求められているかはわからないけど、行ったら喜んでくれる人もいます。『行くから待っててね!』というスタンスで、続けていきたいですね」と、言っていました。
ゆきのさんのこだわりが詰まったおにぎりは、食べるとほっこりしますよ。ぜひ、一度食べてみてください!
現在、自身の拠点となる仕込み場を構えているとのことなので、今後出店場所や出店日も増えてくるようです。
「求められているかはわからないけど、行ったら喜んでくれる人もいます。『行くから待っててね!』というスタンスで、続けていきたいですね」と、言っていました。
ゆきのさんのこだわりが詰まったおにぎりは、食べるとほっこりしますよ。ぜひ、一度食べてみてください!
画像提供:梅とら
「梅とら」
移動販売(公式SNSをご確認ください)
Instagram:@yukino_umetora
Twitter:@umetora_onigiri
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗にお問い合わせください)
移動販売(公式SNSをご確認ください)
Instagram:@yukino_umetora
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(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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身近な食べ物「おにぎり」でキッチンカーに挑戦!
画像提供:梅とら
札幌から斜里町に移住してきた「梅とら」の店主、ゆきのさん。暮らす中でいろいろな人と出会い、経験を重ねていくうちに、キッチンカーのおにぎり屋をやろうと決めたそうです。
なぜ、おにぎりなのかと尋ねると「自分でおいしいおにぎりを作ってみたい、と思っていました。それから、私はおにぎりを食べると、次の活動も頑張ろうと思えるんです。仕事の合間だったり、体を動かすときだったり。なにか目的のある中で、おにぎりを食べて元気になってもらいたいです」と、ゆきのさん。
また、斜里町は鮭やマス、おいしい野菜などがとれ、食材に恵まれた環境もおにぎり屋をやるのに良いと思ったのだそう。
知り合いの農家や漁師に「この食材使ってみない?」と、提案されてできあがったメニューもあると言っていました。
なぜ、おにぎりなのかと尋ねると「自分でおいしいおにぎりを作ってみたい、と思っていました。それから、私はおにぎりを食べると、次の活動も頑張ろうと思えるんです。仕事の合間だったり、体を動かすときだったり。なにか目的のある中で、おにぎりを食べて元気になってもらいたいです」と、ゆきのさん。
また、斜里町は鮭やマス、おいしい野菜などがとれ、食材に恵まれた環境もおにぎり屋をやるのに良いと思ったのだそう。
知り合いの農家や漁師に「この食材使ってみない?」と、提案されてできあがったメニューもあると言っていました。
日々のめぐり合わせで生まれていく
画像提供:梅とら
食材には、極力添加物を使っていないものや、その季節にとれるものを使うようにと、こだわりがあるようです。日々やっていく中でのめぐり合わせから、仕入先を見つけていくのが「梅とらスタイル」なんだそう。
おにぎりの要であるお米も、居酒屋での偶然の出会いから。
ゆきのさんが斜里の居酒屋で食事をしていたところ、たまたまその居酒屋が取引している地元の酒屋の店主がいました。そこの酒屋ではお米も扱っていて、試しに仕入れておにぎりを作ってみたら、おいしくて使うことが決まったのです。
「お米は、東旭川産の『ななつぼし』を使っています。東旭川まで出向き、実際に生産の現場も見てきました。自分たちで精米して卸しているので、他の農家の米と混ざっていなかったり、大きさだけでなく米の色の選別もしていたり。そのこだわりにひかれて決めました」と、ゆきのさん。
現在は「新米」を使っているそうです。
たきたてはもちろん、たいて時間がたってもおいしく、ぷっくりもちっとした食感が楽しめます。
おにぎりの要であるお米も、居酒屋での偶然の出会いから。
ゆきのさんが斜里の居酒屋で食事をしていたところ、たまたまその居酒屋が取引している地元の酒屋の店主がいました。そこの酒屋ではお米も扱っていて、試しに仕入れておにぎりを作ってみたら、おいしくて使うことが決まったのです。
「お米は、東旭川産の『ななつぼし』を使っています。東旭川まで出向き、実際に生産の現場も見てきました。自分たちで精米して卸しているので、他の農家の米と混ざっていなかったり、大きさだけでなく米の色の選別もしていたり。そのこだわりにひかれて決めました」と、ゆきのさん。
現在は「新米」を使っているそうです。
たきたてはもちろん、たいて時間がたってもおいしく、ぷっくりもちっとした食感が楽しめます。
一番人気は斜里産の「鮭orマス」ハマる人続出の「梅」
さまざまなめぐり合わせや、これだ!と思った具材から生まれる「梅とら」のおにぎり。その中でも、一番人気は「鮭」(時期によってはます)だそうです。
「鮭は知床ウトロの『圓子水産』の鮭を使っています。今年鮭が豊漁だそうで、『使ってみない?』と、切り身を用意してくれたんです。
自分で塩をしておにぎりにしてみると、身がふっくらほろっとしていておいしくて、すぐに仕入れさせてもらうことにしました!」と、ゆきのさん。
「圓子水産」では、鮭を鮮度が良いうちにさばき、急速冷凍をかけているので生臭さくなく、うまみがあるそうです。
「鮭は知床ウトロの『圓子水産』の鮭を使っています。今年鮭が豊漁だそうで、『使ってみない?』と、切り身を用意してくれたんです。
自分で塩をしておにぎりにしてみると、身がふっくらほろっとしていておいしくて、すぐに仕入れさせてもらうことにしました!」と、ゆきのさん。
「圓子水産」では、鮭を鮮度が良いうちにさばき、急速冷凍をかけているので生臭さくなく、うまみがあるそうです。
画像提供:梅とら「鮭(左)300円(税込)しそ梅(右)260円」
また、一年中あるメニューとして店名にも付いている「梅」は、リピーターのお客さんにハマる人が続出しているのだとか!
「和歌山県の『梅ボーイズ』の梅を使用しています。生産者は北海道ともゆかりがあり、添加物を使わない昔ながらの作り方をしているのが良いなと思って、使うことに決めました。塩気がご飯の甘みを引き立て、梅の果実の香りもしっかりとしていておにぎりによく合います」とのこと。
「和歌山県の『梅ボーイズ』の梅を使用しています。生産者は北海道ともゆかりがあり、添加物を使わない昔ながらの作り方をしているのが良いなと思って、使うことに決めました。塩気がご飯の甘みを引き立て、梅の果実の香りもしっかりとしていておにぎりによく合います」とのこと。
おにぎりと一緒に季節の野菜を使ったスープも
画像提供:梅とら
他にも「梅とら」では、おにぎりと一緒に食べたいスープも販売しています。季節ごとにその時期にとれる野菜を使って、メニューを変えているそうです。
「冬は意外と鮭に合うボルシチだったり、夏は農家さんから『たくさんあるから使わない?』と提案されたほうれん草をポタージュにしたり。今年の夏は、私がお出汁を取るのにハマっていたので、夏野菜を入れた冷たいおすましを提供していました」と、ゆきのさん。
季節の合間には、時期によって具材を変えた昆布だしの豚汁を提供しているそうです。
「冬は意外と鮭に合うボルシチだったり、夏は農家さんから『たくさんあるから使わない?』と提案されたほうれん草をポタージュにしたり。今年の夏は、私がお出汁を取るのにハマっていたので、夏野菜を入れた冷たいおすましを提供していました」と、ゆきのさん。
季節の合間には、時期によって具材を変えた昆布だしの豚汁を提供しているそうです。
画像提供:梅とら
今年の夏に筆者が訪れたときは「斜里産白小豆の冷やしおしるこ」というものが出ていました。白小豆は収穫量が少なく、希少価値の高いものなのだそう。
地元生産者とのつながりから生まれるレアメニューが時々出てくるので、毎回楽しみです!
地元生産者とのつながりから生まれるレアメニューが時々出てくるので、毎回楽しみです!
斜里近辺をベースに出店
画像提供:梅とら
「梅とら」の出店は、斜里町にある「ヒミツキチこひつじ」を拠点に、オホーツク管内(主に小清水・斜里・清里)のイベントがメインとなっています。
現在、自身の拠点となる仕込み場を構えているとのことなので、今後出店場所や出店日も増えてくるようです。
「求められているかはわからないけど、行ったら喜んでくれる人もいます。『行くから待っててね!』というスタンスで、続けていきたいですね」と、言っていました。
ゆきのさんのこだわりが詰まったおにぎりは、食べるとほっこりしますよ。ぜひ、一度食べてみてください!
現在、自身の拠点となる仕込み場を構えているとのことなので、今後出店場所や出店日も増えてくるようです。
「求められているかはわからないけど、行ったら喜んでくれる人もいます。『行くから待っててね!』というスタンスで、続けていきたいですね」と、言っていました。
ゆきのさんのこだわりが詰まったおにぎりは、食べるとほっこりしますよ。ぜひ、一度食べてみてください!
「梅とら」
移動販売(公式SNSをご確認ください)
Instagram:@yukino_umetora
Twitter:@umetora_onigiri
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鎌田絵里奈
知床在住ライター
北海道とカフェとアウトドアが大好きな、知床在住の道産子バリスタライター。
おしゃれなカフェ、美しい自然や景色の写真を撮るのが趣味。バリスタとしてコーヒーを淹れる傍ら、北海道を駆け回り全身で体感して、道内に限らず国内外の人たちへ、大好きな北海道の魅力を発信していきます!