2023.12.11

グルメ / 帯広・十勝

東京から北海道に移住!半年で浦幌町にブックカフェ開店!23歳女性の奮闘【十勝】

10月28日、北海道浦幌町に本と雑貨のカフェ『トリノメ商店』がオープンしました。

店長の藤巻美月さんは、今年4月に東京から浦幌町にやってきた23歳。

「みんテレ」では、藤巻さんの挑戦を取材しました。

北海道暮らしに憧れて移住を決意

もともと北海道暮らしに憧れがあった藤巻さん。

浦幌町と出会ったのは2年前のことでした。
道東地方の魅力を伝えようと SNSで発信されていた「#道東discover」の投稿を見たのきっかけに、運営元の『ドット道東』に連絡したのが始まりでした。

「そしたらチャンスが来て、『これをつかまなければ』と一歩を踏み出したら、どんどん進んでいった」と藤巻さんは話します。
帯広市と釧路市の間に位置する浦幌町。

人口4200人の小さな町ですが、近年、移住者やUターンする若者が増えています。
藤巻さんも『ドット道東』の誘いで書店イベントを開き、地域の人と交流するうちに移住したいという気持ちが強くなったといいます。

「浦幌の人は心の距離が近くて、ホッとする空気感があって、そこに惹かれました」と藤巻さん。

家族を説得し、移住の決断をしました。

ゲストハウスで働きながら開店準備

町内のゲストハウスで働きながらブックカフェを開く準備をすることにした藤巻さん。

『ドット道東』のメンバーでゲストハウスを経営している小松輝さんは、町内で商業施設を作る計画をしていた時に藤巻さんと出会いました。
「(浦幌町には)外から来た人が街歩きをして、店に行けるような場所が少ないと思っていた」と小松さん。

ちょうど建物を買うタイミングで藤巻さんが浦幌町に来てくれて、声をかけたと話します。
ブックカフェとなる建物は、築50年の閉店した金物店。

小松さんの会社が建物を買い取り、改修はほとんど自分たちで行いました。

藤巻さんたちの力になりたいと、町内外から多くの人が手伝いに来てくれたんだそう。
9月に建物の改修が終わると、商品となる本が届きました。

「売れ筋や人気本も大事なのですが、それよりは自分がいいなと思った本を並べています」と藤巻さん。

新刊は全て藤巻さんが選書し、小説やエッセイ、短歌や詩集など200冊以上をそろえました。
店舗の名前は、「鳥の目のように視野が広がる時間を」という意味を込め、『トリノメ商店』と名付けました。

「忙しい日常でもちょっと一息つける、そういう視点を持てるようなお店になったら」と藤巻さんは話します。

オープン初日から大盛況!

そして迎えたオープン当日。

店を待ち望んでいた町民や藤巻さんを応援してきた人たちが続々と訪れました。

「おすすめした本を買ってくれた人もいて、幸福感でいっぱいです」と藤巻さん。

想像以上の人出に大忙しだったようです。
「2年前に勇気を出してよかったなと感じています」と藤巻さん。

「自分で選んだ本が売れて人に渡っていく仕事がしたいとあらためて気づいたので、本を取り扱っていろいろな人に提供できるお店にしたいと思っています」と話します。

その様子は充実感にあふれていました。

*みんテレ11月20日OAのものです

北海道暮らしに憧れて移住を決意

もともと北海道暮らしに憧れがあった藤巻さん。

浦幌町と出会ったのは2年前のことでした。
道東地方の魅力を伝えようと SNSで発信されていた「#道東discover」の投稿を見たのきっかけに、運営元の『ドット道東』に連絡したのが始まりでした。

「そしたらチャンスが来て、『これをつかまなければ』と一歩を踏み出したら、どんどん進んでいった」と藤巻さんは話します。
帯広市と釧路市の間に位置する浦幌町。

人口4200人の小さな町ですが、近年、移住者やUターンする若者が増えています。
藤巻さんも『ドット道東』の誘いで書店イベントを開き、地域の人と交流するうちに移住したいという気持ちが強くなったといいます。

「浦幌の人は心の距離が近くて、ホッとする空気感があって、そこに惹かれました」と藤巻さん。

家族を説得し、移住の決断をしました。

ゲストハウスで働きながら開店準備

町内のゲストハウスで働きながらブックカフェを開く準備をすることにした藤巻さん。

『ドット道東』のメンバーでゲストハウスを経営している小松輝さんは、町内で商業施設を作る計画をしていた時に藤巻さんと出会いました。
「(浦幌町には)外から来た人が街歩きをして、店に行けるような場所が少ないと思っていた」と小松さん。

ちょうど建物を買うタイミングで藤巻さんが浦幌町に来てくれて、声をかけたと話します。
ブックカフェとなる建物は、築50年の閉店した金物店。

小松さんの会社が建物を買い取り、改修はほとんど自分たちで行いました。

藤巻さんたちの力になりたいと、町内外から多くの人が手伝いに来てくれたんだそう。
9月に建物の改修が終わると、商品となる本が届きました。

「売れ筋や人気本も大事なのですが、それよりは自分がいいなと思った本を並べています」と藤巻さん。

新刊は全て藤巻さんが選書し、小説やエッセイ、短歌や詩集など200冊以上をそろえました。
店舗の名前は、「鳥の目のように視野が広がる時間を」という意味を込め、『トリノメ商店』と名付けました。

「忙しい日常でもちょっと一息つける、そういう視点を持てるようなお店になったら」と藤巻さんは話します。

オープン初日から大盛況!

そして迎えたオープン当日。

店を待ち望んでいた町民や藤巻さんを応援してきた人たちが続々と訪れました。

「おすすめした本を買ってくれた人もいて、幸福感でいっぱいです」と藤巻さん。

想像以上の人出に大忙しだったようです。
「2年前に勇気を出してよかったなと感じています」と藤巻さん。

「自分で選んだ本が売れて人に渡っていく仕事がしたいとあらためて気づいたので、本を取り扱っていろいろな人に提供できるお店にしたいと思っています」と話します。

その様子は充実感にあふれていました。

*みんテレ11月20日OAのものです

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