2024.3.1

グルメ / 釧路・阿寒・根室

人より牛が多い町「別海」“酪農王国”の牛が主役のスイーツカフェ…生乳生産量日本一【別海町】

道東 牛

北海道といえば、牛乳の生産量が全国でダントツ1位というのはご存じですよね。そんな北海道の酪農の中心核となっているのが、道東・別海町。小さな町ですが、生乳生産量日本一を誇ります。なんと人口の7倍も牛がいるとか!?

今回は、そんな酪農の町・別海町にある牛が主役のかわいらしいカフェ「コウシ茶寮」を紹介します。

元酪農家が手掛ける和とミルクの茶寮

別海町の中心地にあるビルの地下1階に、ひっそりとお店を構える「コウシ茶寮」。店内に入ると、白を基調としたシンプルで落ち着く空間が広がっています。

「元酪農家なので、ミルクや乳製品が楽しめるのが第一条件のカフェにしました。和のスイーツと乳製品って合うと思っていたんです」と、代表の田中さん。

乳製品をメインにということで「コウシ」。和を感じる「茶寮」で「コウシ茶寮」という名前が付けられました。
コウシ茶寮 店内

あんとバターのバランスが絶妙の「バタどら」

バタどら

「バタどら 430円(税込)」

コウシ茶寮で一番人気なのが「バタどら」。十勝産の粒あんに、別海産のバターがたっぷり入っています。別海町のふるさと納税の返礼品にもなっていて、時期によっては売り切れ続出になる大人気商品なんだそう。

もともと函館の会社が作っていた「バタどら」に、別海町のバターが使われていました。そのつながりから地元企業とタイアップして、ふるさと納税の返礼品にしたいと町から依頼があったんです。そこで、コウシ茶寮が名乗りをあげました。

「以前よりもあん3倍・バター2倍で、より満足感あるものに仕上げ、オリジナルの牛の焼印を入れています。温めるとバターが溶けてあんと絡み、よりおいしくなりますよ」と田中さん。

筆者もいただいてきました。生地からあふれるほどずっしりとあんが入っていて、食べ応え抜群。甘いあんとバターの塩味のバランスが絶妙で、これは食べらさる!

別海らしさ満載!牛型のかわいい最中

もう一つおすすめしたいのが「おてつめカフェオレあん最中」。かわいらしい牛型の最中に、珍しいカフェオレ味のあんを自分でつめていただく和スイーツです。

田中さんがコーヒー好きということで作られたカフェオレあんは、白あんをベースに別海町のミルクが半分近くも入っているんですって。

お店では、べつかいミルクのアイスも一緒に付いてくるので、お好みで合わせて食べてみて!
おてつめカフェオレあん最中

「おてつめカフェオレあん最中 780円(税込)」

お土産用 最中
最中種は小樽の業者に依頼して作ってもらっているそうで、道産うるち米100%。なるべく道産のものを使うようにと、こだわって作られています。常温で扱えるので、お土産にもぴったりです!

「別海は乳製品や海産物が有名だけど、持って帰るのに要冷蔵・冷凍のものばかり。常温で持ち運びしやすく、日持ちする、そして誰かにあげたくなるようなかわいいものを作りたいと思って開発したんです。ちなみに牛型は娘がデザインしました」と、田中さん。

別海のミルクに珍しいお茶も!充実のドリンクメニュー

おいしいスイーツと一緒にいただきたいのが、コウシ茶寮こだわりのドリンク。メニューが豊富で迷ってしまいます。

ミルクが入ったドリンクは全て別海町のミルクを使用。コーヒーは地元の「CAFE TRUNK」の自家焙煎で、フェアトレードのコウシ茶寮オリジナルブレンド豆が使われています。また、お茶のメニューも充実! 桑の葉茶や微発酵茶の琥白という珍しいお茶も楽しめます。

「『茶寮』なので、これからお茶の種類も増やす予定です。オリジナルパッケージのお茶も販売したいと思っています」と、田中さん。
店内 物販コーナー
わらび餅ドリンク 抹茶ミルク

「わらび餅ドリンク 抹茶ミルク 600円(税込)」

今回は「黒糖わらび餅ドリンク」の抹茶ミルクをいただいてきました。もっちりとしたわらび餅がゴロゴロ入っていて、食感が楽しい!甘さ控えめで、ミルクの優しくまろやかな口当たりがとても印象的でした。

ランチやサンドイッチもこだわりが光る

コウシ茶寮では、スイーツだけでなくお食事メニューもあるんです。

田中さんのおすすめは「たまごたっぷりサンド」。パンは、地元の「カフェ・オーク」からの天然酵母パンを使用。卵はなんと、ご家族が平飼いで育てている鶏の新鮮な卵を使っているんですって。

ふわふわもっちりのパンに、卵の味がしっかり活きたたまごサラダがたっぷり!。パンのスライスも分厚くて、大満足のボリューム感です!
たまごたっぷりサンド

「たまごたっぷりサンド 420円(税込)」

コウシ茶寮ランチプレート

「コウシ茶寮ランチプレート 1,080円(税込)」

サンドイッチは他にも、照り焼きチキンやサバサンドなどいくつか種類があり、お好みのものを選んでサラダとスープのセットでいただくこともできます。

また、別海町のミルクで作ったキッシュなど、数種類のおかずが付いたワンプレートランチもありますよ。

別海町のおいしいミルクや乳製品がふんだんに使われたスイーツは、オンラインでも購入ができるそうです。せっかくなら酪農王国の本場を訪れて、コウシ茶寮こだわりのお食事やドリンクと一緒に味わってみてはいかがですか?
コウシ茶寮
住所:野付郡別海町別海旭町36番地 ステージハウス別海B1階
電話番号:0153-74-8750
営業時間:午前11時〜午後5時
定休日:火曜
駐車場:あり
公式HP:https://koushisaryo.com/
Instagram:@koushisaryo
Facebook:koushisaryo

(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

元酪農家が手掛ける和とミルクの茶寮

コウシ茶寮 店内
別海町の中心地にあるビルの地下1階に、ひっそりとお店を構える「コウシ茶寮」。店内に入ると、白を基調としたシンプルで落ち着く空間が広がっています。

「元酪農家なので、ミルクや乳製品が楽しめるのが第一条件のカフェにしました。和のスイーツと乳製品って合うと思っていたんです」と、代表の田中さん。

乳製品をメインにということで「コウシ」。和を感じる「茶寮」で「コウシ茶寮」という名前が付けられました。

あんとバターのバランスが絶妙の「バタどら」

バタどら

「バタどら 430円(税込)」

コウシ茶寮で一番人気なのが「バタどら」。十勝産の粒あんに、別海産のバターがたっぷり入っています。別海町のふるさと納税の返礼品にもなっていて、時期によっては売り切れ続出になる大人気商品なんだそう。

もともと函館の会社が作っていた「バタどら」に、別海町のバターが使われていました。そのつながりから地元企業とタイアップして、ふるさと納税の返礼品にしたいと町から依頼があったんです。そこで、コウシ茶寮が名乗りをあげました。

「以前よりもあん3倍・バター2倍で、より満足感あるものに仕上げ、オリジナルの牛の焼印を入れています。温めるとバターが溶けてあんと絡み、よりおいしくなりますよ」と田中さん。

筆者もいただいてきました。生地からあふれるほどずっしりとあんが入っていて、食べ応え抜群。甘いあんとバターの塩味のバランスが絶妙で、これは食べらさる!

別海らしさ満載!牛型のかわいい最中

おてつめカフェオレあん最中

「おてつめカフェオレあん最中 780円(税込)」

もう一つおすすめしたいのが「おてつめカフェオレあん最中」。かわいらしい牛型の最中に、珍しいカフェオレ味のあんを自分でつめていただく和スイーツです。

田中さんがコーヒー好きということで作られたカフェオレあんは、白あんをベースに別海町のミルクが半分近くも入っているんですって。

お店では、べつかいミルクのアイスも一緒に付いてくるので、お好みで合わせて食べてみて!
お土産用 最中
最中種は小樽の業者に依頼して作ってもらっているそうで、道産うるち米100%。なるべく道産のものを使うようにと、こだわって作られています。常温で扱えるので、お土産にもぴったりです!

「別海は乳製品や海産物が有名だけど、持って帰るのに要冷蔵・冷凍のものばかり。常温で持ち運びしやすく、日持ちする、そして誰かにあげたくなるようなかわいいものを作りたいと思って開発したんです。ちなみに牛型は娘がデザインしました」と、田中さん。

別海のミルクに珍しいお茶も!充実のドリンクメニュー

店内 物販コーナー
おいしいスイーツと一緒にいただきたいのが、コウシ茶寮こだわりのドリンク。メニューが豊富で迷ってしまいます。

ミルクが入ったドリンクは全て別海町のミルクを使用。コーヒーは地元の「CAFE TRUNK」の自家焙煎で、フェアトレードのコウシ茶寮オリジナルブレンド豆が使われています。また、お茶のメニューも充実! 桑の葉茶や微発酵茶の琥白という珍しいお茶も楽しめます。

「『茶寮』なので、これからお茶の種類も増やす予定です。オリジナルパッケージのお茶も販売したいと思っています」と、田中さん。
わらび餅ドリンク 抹茶ミルク

「わらび餅ドリンク 抹茶ミルク 600円(税込)」

今回は「黒糖わらび餅ドリンク」の抹茶ミルクをいただいてきました。もっちりとしたわらび餅がゴロゴロ入っていて、食感が楽しい!甘さ控えめで、ミルクの優しくまろやかな口当たりがとても印象的でした。

ランチやサンドイッチもこだわりが光る

たまごたっぷりサンド

「たまごたっぷりサンド 420円(税込)」

コウシ茶寮では、スイーツだけでなくお食事メニューもあるんです。

田中さんのおすすめは「たまごたっぷりサンド」。パンは、地元の「カフェ・オーク」からの天然酵母パンを使用。卵はなんと、ご家族が平飼いで育てている鶏の新鮮な卵を使っているんですって。

ふわふわもっちりのパンに、卵の味がしっかり活きたたまごサラダがたっぷり!。パンのスライスも分厚くて、大満足のボリューム感です!
コウシ茶寮ランチプレート

「コウシ茶寮ランチプレート 1,080円(税込)」

サンドイッチは他にも、照り焼きチキンやサバサンドなどいくつか種類があり、お好みのものを選んでサラダとスープのセットでいただくこともできます。

また、別海町のミルクで作ったキッシュなど、数種類のおかずが付いたワンプレートランチもありますよ。

別海町のおいしいミルクや乳製品がふんだんに使われたスイーツは、オンラインでも購入ができるそうです。せっかくなら酪農王国の本場を訪れて、コウシ茶寮こだわりのお食事やドリンクと一緒に味わってみてはいかがですか?
コウシ茶寮
住所:野付郡別海町別海旭町36番地 ステージハウス別海B1階
電話番号:0153-74-8750
営業時間:午前11時〜午後5時
定休日:火曜
駐車場:あり
公式HP:https://koushisaryo.com/
Instagram:@koushisaryo
Facebook:koushisaryo

(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

鎌田絵里奈

知床在住ライター

北海道とカフェとアウトドアが大好きな、知床在住の道産子バリスタライター。
おしゃれなカフェ、美しい自然や景色の写真を撮るのが趣味。バリスタとしてコーヒーを淹れる傍ら、北海道を駆け回り全身で体感して、道内に限らず国内外の人たちへ、大好きな北海道の魅力を発信していきます!

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